実店舗で使える後払いアプリは?おすすめのアプリを紹介!
手持ちのお金が不足しているけれども買い物をしたい。
そんな場合に便利なサービスとして注目されているのが「後払いアプリ」です。
後払いアプリを利用すれば、買い物をして支払いを後回しにできます。後払いアプリの中には実店舗で利用できるものもあり、便利でしょう。本記事では、実店舗で使える後払いアプリを紹介します。
以下の人に本記事はおすすめです。
- 実店舗で使える後払いアプリを知りたい
- 実店舗で使える後払いアプリのおすすめを知りたい
- 後払いアプリのメリット・デメリットを知っておきたい
それでは、実店舗で使える後払いアプリについて紹介します。
後払いアプリとは
後払いアプリとは何か、基本的な点を解説します。
商品を受け取った後に支払いできるサービス
後払いアプリとは、商品を受け取った後で支払いできるサービスのことです。買い物する際に後払いアプリで会計します。そして、事前に指定した方法で期日までに支払いを済ませるのです。
後払いアプリは、アプリの与信審査に通過すればその場で現金不要で買い物ができます。買い物後に請求書やコードなどが発行されて支払う仕組みです。実店舗で利用できる後払いアプリは少なくありません。
スマホにアプリをダウンロードして利用できる
後払いアプリは、事前にスマートフォンへアプリをダウンロードします。店舗では、スマートフォンのアプリを操作して決済を済ませましょう。そして、アプリ上に表示されるQRコードや決済番号などを用いて後で支払いします。
アプリ上では使用履歴などの確認などもでき、安心でしょう。
後払いアプリは、iPhoneとAndroidの両方に対応しているものが多いです。登録や本人確認などは、後払いアプリのサービスによって異なるため注意してください。
与信審査は実施される
後払いアプリで決済する際には与信審査が実施されます。
与信審査とは、返済能力の有無を確認するための審査です。与信審査の内容によっては、後払いアプリの決済が拒否される場合もあります。与信審査は、過去の金融取引などの情報を確認して、消費者の信用度を確認するのです。
代金の支払方法は複数用意されている
後払いアプリでは、代金の支払方法が複数用意されていることが多いです。
主な支払い方法は以下の通りです。
- 口座振替
- 振込
- クレジットカード
- 請求書払い
自分に合った支払い方法を選ぶことができます。
後払いアプリのメリット
後払いアプリを利用するメリットを紹介します。
クレジットカードがなくても利用できる
後払いアプリはクレジットカードを持っていなくても利用できます。コンビニ払いや口座振替、銀行ATMでの支払いなど、代金の支払い方法が複数用意されているからです。クレジットカードがなくても後払いで買い物できるのが後払いアプリのメリットです。
クレジットカードの審査に通らなくても、後払いアプリの与信審査であれば通る可能性はあるでしょう。さまざまな理由からクレジットカードを使いたくない方も、後払いアプリによって後払いで買い物できます。
手持ちのお金が不足していても買い物できる
後払いアプリであれば、手持ちのお金が不足していても買い物が可能です。買い物を行い、支払い期日は翌月や翌々月となっていることが多く、買い物してから実際に支払いをするまでに時間的な余裕があります。
例えば、次の給料日までにお金が不足していて欲しい物が買えずに困っている人も、後払いアプリであれば安心して買い物できます。
出先で買い物をしていて現金に余裕がないといった状況でもお金を下ろす手間をかけず便利に使えるでしょう。
実店舗で利用できるアプリがある
後払いアプリの中にはネット通販だけではなく実店舗で利用できるアプリがあり便利です。
実店舗での決済方法はアプリによって異なります。例えば、レジで提示されたQRコードをスマートフォンで読み取ることで決済が完了するアプリや、スマートフォンに表示されたコードをレジで読み取ってもらい買い物するものもあります。
もちろん、実店舗で利用できるアプリはネット通販でも使えるケースがほとんどのため、あらゆる買い物で後払いアプリが利用可能です。
過去の支払履歴などをアプリ上で確認できる
後払いアプリは利用した履歴が全て記録されます。また、アプリ上でいつでも過去の支払履歴を確認できるのが特徴です。現金での買い物とは異なり、過去の買い物の記録が全て残るため、家計の管理がしやすくなります。
アプリを使えば自動的に履歴が残されるため、買い物の記録を自分で記録する手間を省けるでしょう。アプリによっては、支払履歴を表やグラフで分かりやすく表示してくれる機能もあるため、家計の見直しを図りたいときにも便利です。
後払いアプリのデメリット
後払いアプリを利用するデメリットを紹介します。
使い過ぎるリスクがある
後払いアプリは手持ちのお金が不足していても利用できるため、使い過ぎるリスクがあります。
現金で買い物をしている場合は、所持している以上のお金を利用できません。一方、後払いアプリの場合は支払いを後回しにできるため、所持金以上の買い物も簡単にできます。
自制心がなく、次々と欲しい物を無計画に購入するタイプの人は、後払いアプリの利用に注意が必要です。後払いアプリを使い過ぎて、翌月以降の支払いに困るケースは珍しくありません。
利用限度額が設定されている
後払いアプリは自由に利用できるわけではなく、利用限度額が設定されています。利用限度額はアプリによって異なり、5万円程度の少額しか利用できないアプリもあるのです。
利用限度額が少なく設定されている場合は、高額の買い物に後払いアプリを利用できない点がデメリット。また、利用限度額が利用状況や与信審査の結果などに応じて変動するアプリが多いです。必ずしも希望する利用限度額が設定されるとは限りません。
手数料が発生するケースがある
後払いアプリの利用で手数料を請求されるケースがあります。手数料は後払いの代金を支払う際に発生する仕組みです。特定の支払い方法でのみ手数料が発生する場合もあります。
例えば、コンビニ払いやATM払いでのみ手数料が発生するといったケースです。手数料は1回につき数百円程度で、それほど大きな負担ではありません。
ただし、後払いアプリによっては商品代金の数パーセントの手数料が発生するものもあるため注意してください。
不正利用のリスクがある
後払いアプリに限らないですが、不正利用のリスクがあります。例えば、情報漏えいにより、IDやパスワードなどが流出してしまい不正利用されるケースがあるのです。また、後払いアプリを利用した詐欺行為が報告されています。
後払いアプリを利用したいならば、信頼できる提供元であるか確認しましょう。また、詐欺行為には十分に注意して利用することが大切です。本当に信頼できる店舗やサイトでのみ後払いアプリを利用してください。
おすすめの後払いアプリ5選
本記事ではおすすめの後払いアプリとして、以下の5つのサービスを紹介します。
- メルペイ
- PayPay
- VANDLE CARD
- Kyash
- Paidy
それぞれどのような特徴があるのか、おすすめできるポイントは何かを紹介しましょう。
メルペイ
メルペイはメルカリアプリを使ってスマホ決済できるサービスです。日本全国の店舗一部のネットショップでも利用できます。メルカリの売上金を使って買い物も可能。全ての決済はメルカリアプリ上の操作で完結しているのが特徴です。
メルペイには、支払い方法の1つとしてメルペイスマート払いが用意されています。購入代金を翌月にまとめて支払うサービスです。基本は翌月の一括清算ですが、定額払いに変更できます。
事前にアプリでメルペイスマート払いを設定すれば、翌月の1日から末日までの好きなタイミングで精算可能です。
ただし、コンビニエンスストアやATMで精算する場合は精算時手数料として200円から800円が発生します。メルペイスマート払いの利用限度額は利用状況により変化するため注意してください。限度額は最大で30万円とされています。
サービス名 | メルペイ |
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利用限度額 | 30万円 |
手数料 | コンビニエンスストア・ATMでの精算時手数料:200~800円 |
精算タイミング | 翌月1日から末日までの任意のタイミング |
PayPay
スマートフォンでキャッシュレス決済ができるアプリがPayPayで、PayPayの機能の1つとして、後払いが用意されています。当月に利用した金額を翌月にまとめて精算できる支払い方法です。
「PayPayあと払い」は事前のチャージが不要で、クレジットカードと同じように利用できます。翌月の27日が支払日であり、手数料は無料です。さらに、年会費もかかりません。
PayPay加盟店で後払いを利用できます。PayPayあと払いは口座振替で、申し込みの際に引き落とし口座を指定します。PayPayカードやヤフーカードを持っている場合は、カードと同じ口座からの引き落としです。
PayPayあと払いの限度額は過去24時間の買い物で50万円、過去30日間の買い物で200万円まで。ただし、実際の限度額は利用状況によって、上記より低い金額になる場合があるため注意してください。
サービス名 | PayPay |
---|---|
利用限度額 | 過去24時間:50万円 過去30日間:200万円 |
手数料 | 無料 |
精算タイミング | 翌月27日 |
VANDLE CARD
VANDLE CARDはスマートフォンから簡単に作れるVisaプリペイドカードです。アプリ上で申込をすればバーチャルカードが発行されます。利用したい分のお金をチャージしてすぐ利用できるアプリです。
VANDLE CARD(バンドルカード)には「ポチッと」チャージという、チャージした金額の支払いを後払いできるサービスがあります。この「ポチッと」チャージを利用することで、実質的に後払いができます。
「ポチッと」チャージは1回につき3,000円から上限金額まで何度でも利用可能です。上限額はユーザーごとに異なり、最大で5万円。月にチャージできる金額の上限は12万円、累計チャージの上限額は100万円です。
VANDLE CARDは手数料がかからず、カード年会費も無料です。解約の際も手数料は発生しません。
Kyash
Kyash(キャッシュ)は無料で作れるVisaのプリペイドカードです。スマートフォンのアプリから簡単に利用できます。
チャージして利用する方法だけではなく、「イマすぐ入金」という後払いサービスを用意しているのが特徴。「イマすぐ入金」を利用すると支払いすることなくチャージされ、後で代金の支払いをします。
「イマすぐ入金」は最低500円からの手数料が発生するため注意しましょう。申込可能額は最低3,000円から5万円で、入金された金額に応じて500円から1,800円の手数料が発生します。
返済金額に手数料を含めて、後日支払う必要があります。入金された月の翌月末までが返済期限です。
サービス名 | Kyash |
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利用限度額 | 3,000~50,000円 |
手数料 | 500~1,800円 |
精算タイミング | 翌月末 |
Paidy
Paidyはスマートフォンですぐに後払いできるサービスです。スマートフォンだけで買い物ができて、支払いは翌月になります。支払い方法はコンビニ払いと銀行振込、口座振替から選ぶことが可能です。
コンビニ支払いを選ぶ場合は、支払い手数料として最大365円かかります。銀行振込での支払いでは、振込手数料がかかるため注意しましょう。
利用限度額は利用状況や審査によって常に変動します。利用限度額の上限は設定されていません。1日から月末まで利用した分は翌月1日に請求書が発行され、請求書発行月の10日が支払期限です。
サービス名 | Paidy |
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利用限度額 | 設定されていない |
手数料 | コンビニ支払い:手数料最大365円 銀行振込:振込手数料 |
精算タイミング | 請求書発行月の10日までが支払期限 |
後払いアプリを利用するまでの流れ
後払いアプリを利用するための具体的な流れを紹介します。
サービスを選ぶ
まずは、これから利用する後払いアプリを選びます。手数料や支払い方法、返済期日、利用限度額、利用可能店舗などを考慮に入れることが大切です。自分にとって利用しやすいアプリを探しましょう。
登録をする
多くの後払いアプリでは、利用するために登録が必要です。登録フォームに必要事項を入力してアカウント登録を済ませてください。ユーザーIDやパスワードを設定するアプリが多いため、忘れずに覚えておくことが大切です。
アプリをインストールする
アカウント登録を済ませたならば、アプリをスマートフォンにインストールします。基本的には画面の指示に従えば簡単にインストールを済ませられます。アプリをインストールする前に、必要容量や対応OSなどを確認しておくといいでしょう。
買い物の際に支払い方法で後払いを選ぶ
買い物で後払いアプリを利用する際は、支払い方法として「後払い」を選びましょう。後払い以外にもさまざまな決済方法が用意されていることが多いです。きちんと後払いの設定をしてから会計を済ませてください。
後払いをする
実際に買い物をした後は、返済期日までに後払いします。返済期日は翌月であることが多いです。返済方法は複数用意されているため、都合のいい方法を選びましょう。返済方法によっては手数料が発生することがあります。
期日までに返済できないと、遅延損害金が発生するケースがあります。どうしても期日までに支払えない場合は、事前に問い合わせてください。柔軟に対応してくれる可能性があります。
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